北海道胆振地方のむかわ町では、"秋の風物詩"「シシャモのすだれ干し」作りが始まっています。
小さな魚体に、濃いうま味が人気のシシャモのすだれ干し。今シーズンも生産が始まっています。
むかわ町のこの鮮魚店では、前浜で取れたシシャモをすだれ状に串刺しにし、塩水に数時間漬けて一夜干しにすることで、味を凝縮させています。
2020年は過去最低の不漁に見舞われたむかわ町のシシャモ漁は、2021年10月5日に解禁。
水揚げ量は多くないというものの、例年よりも大きく食べ応えがあるということです。
全国から引き合いがあり、毎年売り切れとなるシシャモのすだれ干し作りは、11月ごろまで続きます。