札幌市北区で2022年8月、女性をひき逃げして死亡させたとして、過失運転致死などの罪に問われている男に対し、札幌地裁は懲役3年6か月の実刑判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、札幌市西区に住む大友正人被告(42)は2022年8月、札幌市北区北17条西5丁目の路上で、40代女性をワゴン車ではねて逃走し、死亡させた過失運転致死、道路交通法違反などの罪に問われています。
1月6日の裁判で札幌地裁の宇野遥子裁判官は「飲酒運転の発覚を免れるなどの目的で、救護義務や報告義務を果たすことを怠ったばかりか、内容が虚偽の通報をした」と指摘。
懲役5年の求刑に対し、懲役3年6か月の実刑判決を言い渡しました。