2021年10月、小樽市の花火工場で起きた火事で保安管理を行わなかったなどとして当時の元取締役ら2人が、業務上過失傷害の疑いで書類送検されました。
業務上過失傷害の疑いで書類送検されたのは、小樽市真栄で花火工場を運営する会社の元取締役の60代の男と作業員だった40代の男です。
警察によりますと2021年10月、小樽市の花火工場で3人が重軽傷を負った火事をめぐり、60代の元取締役の男は適切な教育や指導を怠った疑いが持たれているほか、作業員の男も通常の方法で電流を通す点検を行わなかった疑いがもたれています。
通常打ち上げや点検の際に電流を制御する「モジュール」を今回は使っておらず、爆発につながったとみられています。