旭川女子中学生死亡 いじめ調査進まぬ中、西川市長が退任 衆院選出馬へ「当事者意識で、今後も注視」

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旭川市で2021年3月、当時中学2年の広瀬爽彩さんが遺体で見つかった問題。第三者委員会によるいじめ調査が進展を見せない中、旭川市の西川将人市長が8月31日退任日を迎え、この問題について言及しました。
 西川 将人 旭川市長:「立場は変わっても、この件については、これからもしっかりと注視していきます。当事者意識をもって取り組んでいきたい」
 旭川市では2021年3月、広瀬爽彩さん(当時14)が市内の公園で遺体で見つかり、市はいじめの有無について第三者委員会を設置し調査を進めています。
 3ヵ月経った30日、市教委が会見を開きましたが、生徒や教職員への聞き取りが行われていないことが明らかとなりました。
 西川市長は次期衆院選への出馬を表明していますが、遺族などから迅速な対応を求める声が上がる中、真相の究明には至らないままの退任となりました。