【札幌市中1女子いじめ自殺】両親が和解意向「首つって死んで」とSNSメッセージ…2年以上の”いじめ”原因は教師の長期間放置と訴え→裁判所が和解勧告→いじめと自殺の因果関係認め札幌市謝罪〈北海道札幌市〉

UHB北海道文化放送

北海道ニュースUHB TimeLine

 4年前、北海道札幌市の中学1年の女子生徒がいじめで自殺したことを受け、両親が札幌市を訴えた裁判で、両親が和解する方向を示しました。
 訴状によりますと、2021年、札幌市の中学1年の女子生徒が自殺しました。
 女子生徒は同級生から「ねぇねぇ 首つって死んで」とのメッセージが届くなど2年以上、いじめを受け続けていました。
 両親は2024年7月、教師がいじめを長期間放置したことが自殺の原因として、市に慰謝料などを求めていました。
 札幌地裁は4月、和解を勧告していて、市は、いじめと自殺の因果関係を認め謝罪。
 両親は和解の意向を示し、慰謝料など合わせて6000万円を受け取ることにしました。