「3秒ぐらいで落ちた」重軽傷2人が語る緊迫状況…小型機墜落事故 下降気流に巻き込まれ目前に迫る木

UHB北海道文化放送

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 7月19日、北海道上川の南富良野町の山中に小型機が墜落した事故で、パイロットらは「3秒ぐらいで落ちた」と事故当時の状況を語りました。
 7月19日午後、飛行訓練中に南富良野町の山林に墜落した小型機には、パイロットの山下実さん(66)と訓練をしていた森山浩次さん(52)が乗っていました。
 山下さんは顔を数針縫うケガをし、森山さんは肋骨などを折る重傷です。
 2人は退院後UHBの取材に応じ、「あっという間だった」「体感3秒ぐらいで落ちた」と事故は一瞬の出来事だったと語り、「下降気流に巻き込まれ、木に近づいていった」と話しました。
 また国交省の運輸安全委員会は7月20日、航空事故調査官2人を墜落現場に派遣し、原因を調べています。調査は21日も続く見通しです。