函館市(大泉潤市長)が待望する『北海道新幹線の函館駅乗り入れ』 ■通常規格の車両で運行 ■東京ー函館間、函館ー札幌間の直通運行 ■JR北海道に費用負担を求めない方針を表明… JRや道は実現性を疑問視も

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北海道函館市が目指す北海道新幹線の函館駅への乗り入れについて、市は通常規格の車両で運行し、JR北海道に費用負担を求めない方針を明らかにしました。
 函館駅へ乗り入れる車両について、函館市は小さい"ミニ新幹線"も検討してきましたが9月9日、通常規格の車両を使用し、東京―函館間、函館―札幌間の直通運行を目指す方針を明らかにしました。
 座席数が多く、ホームドアの改修が必要ないことなどが理由です。
 また、函館市は車両調達費など乗り入れで新たにかかる費用の負担をJR北海道に求めない意向も明らかにしました。
 ただ、車両費を含まない整備費は約160億円程度と試算されていて、これまでJR北海道や北海道は実現性を疑問視しています。