北海道内の大雨はピークを過ぎましたが、道南地方の厚沢部町や江差町では農地が浸水し、農作物に被害が出ています。
6月29日に記録的な大雨に見舞われた厚沢部町。
一部地域には避難指示が出されていましたが、6月30日朝までに全て解除されました。
斉藤 健太 記者:「大雨から一夜明け、ご覧のように水はひきましたが、あちらに見えるように丸太が散乱するなど大雨の影響が出ています」
畑の水はひきましたが、6月に植えたばかりのカボチャなどが泥を被る被害が出ました。
一方、隣の江差町でも。
斉藤 健太 記者:「田んぼなのですが、雨水によって苗がまったく見えない状況となっています」
被害を受けた農家:「ここまでひどくなったことはない。早く水がひいてほしい」
地元農協などでは、今後、生育に影響が出るおそれがあるとして、被害状況の把握に努めています。