冬眠明けのヒグマを駆除する「春期管理捕獲」が2025年も始まり、北海道胆振地方の壮瞥町で3月18日、出発式が行われました。
増えすぎたヒグマの頭数管理を目的に、かつての「春グマ駆除」に代わり、2023年から始まった「春期管理捕獲」。
壮瞥町では18日、胆振地方で初となる「春期管理捕獲」が行われることになり、地元猟友会から3人が参加しました。
また、道による研修事業の一環で、ほかの地域の若手ハンター2人が合同で参加しました。
「いろいろ技術とか経験を積みたいと思い、自主的に参加しました。すごく良い制度だと思いました」(後志地方・黒松内町から参加したハンター)
2024年は道内50市町村で「春期管理捕獲」が行われ、計14頭が駆除されました。
ハンターらは雪の上に残ったクマの足跡を探したり、冬眠の巣穴などを調べる予定です。