「党として深い反省」自民党が候補擁立見送り…北海道2区補選で方針固める

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自民党離れを警戒。候補擁立を断念です。
 吉川貴盛元農水相の辞職に伴う、北海道2区の補欠選挙について、自民党は候補擁立を見送る方針を固めました。
 自民党 山口 泰明 選対委員長:「有権者の信頼回復に努めることを最優先にすべきと考え、この度の北海道2区補欠選挙への候補擁立を見送ることにいたしました」
 自民党の山口泰明選挙対策委員長は1月15日、「党としての責任を痛感している」として、2021年4月に投開票される北海道2区補欠選挙について、候補者の擁立を見送ると表明しました。
 北海道2区を巡っては、自民党を離党した吉川貴盛元農林水産相が鶏卵会社の元会長から現金500万円を受け取ったとして、収賄の罪で在宅起訴されています。
 吉川元農水相は国民や有権者にお詫びするとしたうえで、「今後、法廷でも自分の認識をしっかりと説明し、公正な判断を仰ぎたい」とコメントしています。
 北海道2区の補欠選挙には立憲民主党の松木謙公氏と共産党の平岡大介氏が出馬する意向で、4月25日に投開票されます。