「虹が白い!」 放射冷却で冷え込んだ北海道七飯町に絶景出現 雨粒より細かい霧の粒に光が反射し散乱 虹が白く見える幻想的な「白虹」を確認 ホワイトレインボーにうっとり

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放射冷却の影響による冷え込みが進む中、北海道南部の七飯町に珍しい「白虹」が現れました。
 青い大沼に浮かぶ白い虹の橋。
 太陽の光が霧の粒に反射してできる「白虹」です。
 9月24日午前6時ごろ、七飯町の大沼公園で撮影されました。
 「白虹」は雨粒より細かい霧の粒に全ての光が同じように反射・散乱し、虹が白く見える珍しい現象です。
 冬の足音が近づく中、北海道南部では放射冷却の影響で冷え込みが進み、9月24日朝の気温が9度まで下がった大沼では濃い霧が発生し、日の出から約30分後に「白虹」が現れました。
 「白虹」は秋晴れのサインで、9月24日の道南はさわやかな日差しが一日続く見込みです。