北海道砂川市の障害者支援施設の山林に家電などを不法投棄したとして、施設長の男ら3人が逮捕された事件で、施設を利用する障害者が作業の一環として不法投棄を強制させられていたことがわかりました。
10月27日送検された、障害者支援施設「砂川希望学院」の施設長・久保利夫容疑者(61)ら3人は、2018年から2020年6月にかけて、施設で使っていたロッカーや冷蔵庫など約2.5トンを施設内の山林に埋めた廃棄物処理法違反の疑いが持たれています。
砂川希望学院によりますと、施設長らの指示のもと施設を利用している知的障害者が作業の一環として不法投棄を強制させられていたということです。
施設内の山林にはほかにも約6.1トンのごみが見つかっていて、警察はさらに詳しく調べています。