12月9日午後1時ごろ、JR千歳線の千歳駅構内で停電が発生しました。千歳線は北広島から新千歳空港間の上下線で運転見合わせとなり、JR南千歳駅でも列車が足止めされました。
その後、JRは午後3時30分ごろから順次運転を再開しましたが、札幌市と新千歳空港間を結ぶ快速エアポートも運休が相次ぎ、大きく混乱しました。
札幌市駅前の新千歳空港連絡バスの乗り場には長蛇の列ができました。
「バス停からは100メートル以上離れていますが、今もなお人がどんどん増え続けています」(鎌田祐輔 記者)
「電車で空港まで行こうとしていました。びっくりしてます」
「(Q:バス停から100メートル以上離れていますが?)聞きたくなかった。結構寒いので、がんばって耐えたいと思います」(いずれも観光客)
一方、新千歳空港でも札幌市など各方面行きのバスやタクシーを待つ長蛇の列ができました。
「見てのとおりです。まずいですね。空港で一杯やっていたが、そろそろ並ばないと夜(札幌で)飲みにいけない。タクシーに切り替えようか考えています」(観光客)
停電の原因は現時点でわかっていませんが、JR北海道によりますと、この影響で午後6時10分までに特急13本、快速エアポート63本を含む、計93本の列車が運休。約3万人に影響が出ました。
JRでは引き続き停電の原因を調べています。