炭火にしたたる肉汁…中国の絶品B級グルメ、市場規模は4.6兆円

朝日新聞社

朝日新聞デジタル

中国で、通算8年以上暮らしているが、やめられない食べ物がある。炭火に肉汁がしたたり落ち、立ち上がる白い煙、そしてなんとも食欲をそそる香辛料のにおい――。
 そう、「羊肉串(ヤンロウチョワン)」。中国に詳しい方なら、ピンと来たに違いない。
 新鮮な羊の赤身と白い脂身とを交互に串に刺し、炭火で焼いて食べる中国のB級グルメの定番である。クミンや唐辛子などの香辛料をお好みで振って食べる。
 私には、勝手に決めている自分だけの「中国3大料理」がある。「食は広州にあり」と言われる土地に住んでおきながら、広東料理がそこに入っていないのはへそ曲がりかもしれない。でも、中国は「小吃(シアオチー)」と呼ばれる手軽に食べられる料理がこの上なくおいしいのだ。しかも、食いしん坊の街だけに、小吃のレベルが半端ではなく、高い。