「毎日心が痛い」世界40都市のミャンマー人、一斉デモ

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ミャンマーの軍事クーデターから3カ月が過ぎた2日、世界各地に住むミャンマー人らが一斉に国軍への抗議活動をし、拘束されたアウンサンスーチー氏らの解放や、民主派が樹立を宣言した「統一政府(NUG)」への支持などを訴えた。日本でも東京、名古屋、神戸など各地で行われ、東京では約3千人(主催者発表)が参加した。
 日本の主催者によると、各地に住むミャンマー人の若者らがSNSを通じて、ミャンマーのほか、米国、英国、豪州、台湾など17の国・地域の計40都市でデモの実施を呼びかけた。参加者は抵抗の意思を示す3本指を掲げて抗議した。
 ミャンマーでは最大都市ヤンゴン、第2の都市マンダレーなど各地でデモがあった。ヤンゴンでは朝から通りに大勢の若者らが集まり、行進した。弾圧の強化で最近は目立ったデモが見られなくなっていたが、この日は一斉行動の呼びかけに応じ、多くの市民が危険を覚悟で街頭に出た。
 ロイター通信によると、治安部隊の発砲で少なくとも7人が死亡した。SNSには、治安部隊に拘束されたとする市民の写真などが流れている。現地の人権団体「政治犯支援協会」によるとクーデター以降、1日までに殺害された市民は759人に上る。