近づく夏 十和田の「十色アイス」人気

朝日新聞社

朝日新聞デジタル

青森県の十和田市役所前を走る官庁街通りに、今年も色鮮やかな「十色アイス」がお目見えした。一角に止めたリヤカーの前に、大人や子どもたちが列を作るほどの人気ぶりだ。
 イチゴやメロン、パインやオレンジなど、色とりどりの10種類のアイスを、コーンの上にバラのように盛りつけたもので、値段は400円。9月まで販売されている。
 考案したのは、市内で「商 ハタケヤマ」を経営する畠山繁男さん(78)。先代は青果店を営みながらアイスを仕入れて売っていたが、40年ほど前から夫婦でアイスを作って売るようになったという。
 「昔、花火大会で3色のアイスを売ったら、子どもたちから『花火みたいだ』と言われて。うれしくて数を増やしていったら、10色まで増えちゃった」
 写真映えのするアイスは、インスタグラムなどのSNSで拡散し、県内外から客が訪れる。家族で訪れた近くに住む小学4年生の倉岡芙妃さん(9)は、「リヤカーを見かけたら、毎年買って食べている。色々な味があって、とてもおいしい」と話した。