日本最大級のしめ縄制作中 完成すれば幅13メートル、茨城の大社へ

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島根県飯南町花栗の「飯南町大しめなわ創作館」で、日本最大級のしめ縄づくりが進んでいる。
 制作するのは常陸国出雲大社(茨城県笠間市)の拝殿にかけるしめ縄(全長約13・5メートル)。同じく創作館で作られている出雲大社(島根県出雲市)神楽殿のしめ縄と並び、完成すれば国内最大級になる。奉納は3回目で、2012年の前回から10年ぶり。
 しめ縄づくりは3月中旬からスタート。大綱の元になる稲わらを束ねた「中芯(なかじん)」、飾りとしてつり下げる円錐(えんすい)形の「しめのこ」、しめ縄を固定する飾り縄など、各パーツの制作が同時に進む。
 中芯の外側に巻く「上ごも」は長さ16メートル、幅3・6メートルにもなり、稲わらを少しずつ編む地道な作業が続く。
 制作を手がける町注連縄(しめなわ)企業組合の石橋真治棟梁(とうりょう)は「見栄えが良いバランスの取れたしめ縄を作り、お披露目で常陸の人に『おお!』と驚いてもらえたら、苦労が吹き飛びますね」と話した。7月下旬にクレーンなどを使い、最終工程となる「より合わせ」をして完成する。