のんさん「火事だ」と大声 一日署長、手提げ袋で頭覆う

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春の火災予防運動(1~7日)が始まった1日、俳優の「のん」さんが東京消防庁の一日消防署長に任命され、都内の施設で、消火の練習をしたり、巨大地震の揺れを体験したりした。のんさんは「消火器を使うには訓練が大事だと思った」とし、「東日本大震災から10年。この機会に、火災が起きた時の消火方法を学びましょう」と呼びかけた。
 消火訓練では、炎が映し出されたスクリーンに向けて消火器で水をまいた。のんさんは「火事だ」と大声を出して、「火」を消した。
 揺れの体験では震度5強を再現。のんさんはしゃがみ込み、消防職員のアドバイス通り、持っていた手提げ袋で頭を覆った。
 同庁によると、昨年1年間に都内(稲城市と島しょ部は除く)で起きた火災は3688件(速報値)。前年より401件少なく、過去10年で最も少ない。死者は20人減の88人だった。
 一方、今年は2月28日までに749件の火災があり、前年よりも68件多かった。死者は9人少ない20人。