登山者もなんとかしたかった 荒れた登山道整備に協力金

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北海道・大雪山国立公園の白雲岳(2230メートル)山域を利用する登山者に対し、登山道整備のための協力金を求める初の取り組みが、この夏から始まった。支払いは任意だが、多くの登山者から1人千円ほどが集まっている。「荒廃が進む登山道をなんとかしたいと思っていた」とおおむね好評という。
 白雲岳山域では、登山道が雨水の通り道になり、場所によっては1メートル近くえぐれるなど、登山道の荒廃が進んでいる。整備は国や自治体が担うが、予算が限られているため、荒廃の速度に追いついていないのが実情だという。
 そこで、地元の北海道上川町や環境省、道などでつくる「大雪山国立公園上川地区登山道等維持管理連絡協議会」が今年から、登山者から協力金を集めて、整備にあてることにした。徴収は6月26日から、白雲岳そばの白雲岳避難小屋で始まった。夏の間に常駐する管理人が、小屋やテントの宿泊者のほか、小屋の前で休憩する日帰り登山者に協力を呼びかけている。協力者には、オリジナルの手ぬぐいを渡している。