ANAの大型貨物専用機が成田―ロス便に初就航

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新型コロナウイルス感染拡大による国際線貨物便の需要増大を受けて、全日本空輸(ANA)は23日、成田―米・ロサンゼルス線に大型貨物専用機ボーイング777型フレイターを初めて就航させた。
 ANAホールディングスは同機を2機保有。貨物専用機のため旅客用の窓がなく、メインデッキに大きな貨物の出入り口となるドアが設けられている。中型貨物専用機ボーイング767型フレイターの約2倍にあたる102トンの貨物を搭載できる。旅客機で運べる貨物の倍近い高さ(約3メートル)の貨物も運べる。
 ANAは777型フレイターを2019年7月以降、中国・上海、米・シカゴとの定期便として投入。20年にはコロナ禍による旅客機の激減や、労働者・コンテナ不足などの海運の混乱を受けて、ドイツ・フランクフルトとの定期便、タイ・バンコクとの臨時便にも投入していた。
 ロサンゼルス線は臨時便で5路線目。23日の初就航では、医療機器や自動車部品、パソコン関連機器など計約75トンを積み込み、離陸する様子が報道公開された。(上沢博之)