仁丹の「ひげ男性」、町名伝えて100年以上 「広告王」の狙いとは

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地図を片手に、路地で目をこらす男性が一人。
視線の先にあるのは縦長のプレート。旧字体で、こう書かれている。
「下京區六條通室町西入西魚屋町」
ほっとした様子で言う。
「ありました!」
確かにそこは京都市下京区六条通室町西入西魚屋町だった。だが、男性が安堵(あんど)したのは、道に迷っていたからではない。このプレートの存在を確認できたからだ。