「死んでしまえ、ボケ、あほと留守電が…」選挙後も続く“誹謗中傷”を兵庫県議が訴え 斎藤知事が注意喚起「SNSの使い方は冷静に」

視聴回数5,050,162

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
(c) Mainichi Broadcasting System, Inc.

MBSニュース

 選挙後も相次ぐ誹謗中傷。兵庫県の斎藤元彦知事が「SNSは冷静に」と注意を呼びかけました。
 (兵庫県 斎藤元彦知事)「誹謗中傷を含めたものは、やはり個人を傷つけることになる。SNSの使い方については多くの県民の皆さんが“冷静にやっていただく”ことが大事だと思っています」
 SNS戦略で今回の知事選に勝利したとも言われる斎藤知事。一方、ネット上では誹謗中傷が相次いでいて、“SNSを使用する際は冷静に”と改めて呼びかけました。
 県議からは、いまも誹謗中傷が続いているとの声も。
 (丸尾牧県議)「いまも私のデマ動画は次々と作られていて、それを信じてたくさんの批判が私のもとに届いています。先週は事務所の留守番電話に死んでしまえ、ボケ、あほという伝言が入っていました」
 (斎藤元彦知事)「現在、ネット上の人権侵害の防止に向けた条例も検討しております。学識者や弁護士からなる有識者会議で議論を重ねています」
 兵庫県はネット上での誹謗中傷対策として来年度以降で条例を制定する考えです。
 百条委員会の委員を務める丸尾牧県議は、YouTube上に投稿されている15本の動画について、明白な虚偽や名誉棄損にあたるとして、12月6日付で運営会社に削除要請を行ったということです。
 動画投稿者の開示請求も行っていて、状況によっては対応を検討するということです。
 一方、知事によるパワハラ疑惑などを調査する百条委員会は、12月25日に行われる最後の証人尋問に、斎藤知事と片山元副知事らに出頭要請する方針を固めたことが関係者への取材でわかりました。
 11日の委員会で諮られ、正式に決まります。