若葉竜也、「おちょやん」出演を今泉力哉監督にイジられる!?

視聴回数507,896

※ 視聴回数について

シネマトゥデイ

俳優の若葉竜也が9日、都内で行われた初主演映画『街の上で』初日舞台あいさつに登壇し、コロナ禍で約1年の延期を経て公開を迎えた現在の率直な胸の内を明かした。この日は、4人のヒロインを演じる穂志もえか、古川琴音、萩原みのり、中田青渚、そして今泉力哉監督も来場した。
本作は、『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』などで恋愛の名手と言われる今泉監督が、オール下北沢ロケを行った群像劇。自主映画への出演依頼が舞い込んだ青年・荒川青(若葉)の数日間と、女性たちとの交流を描く。
ついに公開を迎え、若葉は「うれしいのはもちろんですけど、1年延期したことで(スタッフ&キャストの)みなさん活躍されていて、この映画を知らなかった人たちも知る機会が増えたので、延期してよかったと思っています」と素直な思いを告白。
自身も連続テレビ小説「おちょやん」で、ヒロイン(杉咲花)の初恋の相手となる助監督・小暮真治役を務めて知名度を上げたことから、「僕も図らずも朝ドラに出演させていただきました」と喜び、観客から盛大な拍手を浴びた。
しかし今泉監督は、若葉の朝ドラ出演が決まる前に撮影を終えていたことから、「朝ドラに出たことで劇中のネタが一個つぶれた。なぜ朝ドラを辞退しなかったのか」とツッコミ。若葉は「辞退しないよ、朝ドラは!」と返して会場の笑いを誘った。
これまで若葉と『愛がなんだ』『あの頃。』など度々タッグを組んでいる今泉監督は、「主演とか(脇役とか)関係なく、いつものように気負うことなくいてくれたので、めちゃくちゃ助かりました」と感謝すると、「若葉さんが受けてくれるから(芝居を)やりやすかったという人がめちゃくちゃいました。どれだけ間違えても拾ってくれる空気がありました」とその手腕を称えた。
すると若葉は、「ただ佇んでいただけなんですよね」と苦笑い。一方で、「経験値の浅い役者さんがたくさん出ていて、今まで定石とされていたアプローチの仕方と違うことをやってくれるので新鮮で刺激でした」と回顧。「プロに近づけば近づくほど嘘くさくなる職業なので、いかに何者でもない自分でいられるか」の重要性を感じ、「背筋が伸びる思いでした」としみじみと語った。
最後に、「コロナが世界を変えてしまい、同時に今までは余裕がある中で楽しむものだった娯楽が、今は余裕のない人たちだらけになり、余裕を作るための娯楽に変えていかなければいけなくなった」と考えを述べると、「日常生活が嫌になったとき、最後に逃げ込める場所が映画館になったら……と切実に思っています」と吐露。そして、「この映画は、明日だけは頑張ろうかな……というお守りみたいになっているので観に来てください」と呼びかけていた。
〜見どころ〜
『愛がなんだ』などの今泉力哉監督が、下北沢を舞台に紡いだ群像劇。自主映画への出演依頼が舞い込んだ青年の数日間と、女性たちとの交流を描く。ドラマ「ブラックスキャンダル」などの若葉竜也が主演を務め、穂志もえか、古川琴音、萩原みのりらが共演。岩井澤健治監督作『音楽』の原作者で漫画家の大橋裕之が今泉監督と共同で脚本を担当した。
〜あらすじ〜
下北沢の古着屋に勤務している荒川青(若葉竜也)は浮気されて振られた恋人を忘れることができなかった。ときどきライブに行ったりなじみの飲み屋に行ったり、ほとんど一人で行動している彼の生活は下北沢界隈で事足りていた。ある日、美大に通う女性監督から自主映画に出演しないかと誘われる。
映画情報:https://www.cinematoday.jp/movie/T0024952
公式サイト:https://machinouede.com/
(C) 「街の上で」フィルムパートナーズ