高畑充希、大久保佳代子を絶賛!「観たら付き合いたくなる」

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シネマトゥデイ

女優の高畑充希が1日、ヒューマントラストシネマ渋谷で行われた映画『浜の朝日の嘘つきどもと』公開直前イベントに来場し、本作やエンターテインメントに対する熱い思いを語った。イベントには、共演者の大久保佳代子、主題歌を担当するHakubiも登壇した。
福島県南相馬市に実在する映画館「朝日座」を舞台とした本作は、さまざまな災禍を免れ、街の人々に愛されてきた歴史ある名画座が閉館の危機に直面するさまを描き出したドラマ。本作での高畑の役名が茂木莉子(もぎ・りこ)であることにちなみ、この日のイベント開始直前には、来場した観客に対する“特別もぎり”を実施。新型コロナウイルス感染防止の観点から、高畑自身が観客のチケットをもぎることはかなわなかったが、それでも劇場スタッフがもぎる姿を隣で見守っていた高畑は、観客に笑顔で向き合っていた。
その後、舞台あいさつに登壇した高畑は「さっき、もぎりイベントをやらせていただいたんですけど、スタッフの皆さんがもぎるのを見るという、すごいシュールな感じでした」と笑いながらも、「でも皆さんがこうやって足を運んでくださって、とてもうれしく思います。すごくほっこりできる、愛にあふれた映画ができましたので、皆さんに観ていただけて幸せに思います」とあいさつ。
さらに「普段こうやって映画に出演しても、観てくださる方と生でお会いすることはほとんどないので、すごく新鮮でした。この映画を撮影していた福島の朝日座という映画館にも、もぎり席がまだちゃんと残っていて。すごくかっこいいんですけど、(撮影の時に)そこに座ってお客さんが流れていくのを見ていたな、と思い出しました。まさに茂木莉子ですよね」と笑顔を見せると、映画のチケットについて「この空間に入れる、特別な券を持っているぜという感じはないですか? 特別な感覚がありますよね」としみじみと付け加えた。
本作はおよそ1年前に撮影。エンターテインメントは「酸素」のようなものだという高畑は、「去年まではあるのが当たり前だと思っていたんです。観たいと思った映画にも、舞台にも行けましたし。だからドラマの撮影などがスケジュール通りにできなくなった時は苦しいなと思って。エンタメがなくなっても死にはしないという人もいますけど、わたしは死ぬなと思って。今はこんな状況の中でも、なんとか作品を作って、発表して、それで元気をもらってというサイクルが何とかやれていますが、もうちょっとスムーズに、いい感じの流れになってくれたらいいなと思うし、コロナ禍でも、エンタメの火が消えないように、わたしたちは頑張らないとなと思っています」と決意を語った。
それだけに本作に対する思いも強いようで、「(新型コロナウイルスの影響による)自粛期間が明けて最初の仕事だったんですけど、そのときの自分は何か状況がぐちゃぐちゃしていて。今より不安定な部分もあって。だからこの映画の中にちりばめられているタナダ(ユキ)監督のセリフがすごく自分の中にグサグサ刺さってしまった。本当にいいタイミングで、いい映画に携われたなと思っています」とコメント。「温かくてほっこりした気持ちになれるすてきな映画になりましたので、ぜひたくさんの方に広めてもらって。できれば映画館で観ていただけたらなと思います」と観客に呼びかけた。
〜見どころ〜
福島県南相馬市に実在する映画館「朝日座」を舞台に繰り広げられる人間模様を描いたドラマ。さまざまな災禍を免れ、街の人々に愛されてきた歴史ある名画座が閉館の危機に直面する。本作の後日譚(たん)となるドラマ版にも出演している『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』などの高畑充希、落語家の柳家喬太郎のほか、『ラブ×ドック』などの大久保佳代子らが出演。ドラマ版と同じく『百万円と苦虫女』『ロマンスドール』などのタナダユキが監督・脚本を務めた。
〜あらすじ〜
福島県南相馬市の映画館「朝日座」は100年近くにわたり地元住民に親しまれてきたが、時代の流れに逆らえず、支配人の森田保造(柳家喬太郎)は閉館を決意する。森田が一斗缶に入れた35ミリフィルムに火を付けると、突然現れた若い女性(高畑充希)が水をかけて消火する。茂木莉子と名乗る彼女は、経営難の朝日座を再建するため東京からやってきたと話す。地域に根差した名画座を守ろうとする莉子と、やむなく閉館を決めた森田の思いが、朝日座の存続をめぐって交錯する。
劇場公開:2021年9月10日
映画情報:https://www.cinematoday.jp/movie/T0025738
公式サイト:http://hamano-asahi.jp/
(C) 2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会