柳楽優弥、三浦春馬さんを「愛して大切にしていきたい」共演作に込めた思いを語る

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シネマトゥデイ

俳優の柳楽優弥が7日、TOHOシネマズ日比谷で行われた『映画 太陽の子』(8月6日公開)の完成披露上映会に登壇し、本作に参加する際に固めたという覚悟や、兄弟役で共演した三浦春馬さんとの撮影について語った。この日は共演者の有村架純と國村隼、黒崎博監督も来場した。
本作は、2020年8月15日にNHKで放映されたドラマ「太陽の子 GIFT OF FIRE」を異なる視点で描いた青春群像劇。太平洋戦争末期に存在した日本の原爆研究「F研究」をめぐる事実をもとに、時代に翻弄されながらもひたむきに青春の日々を生きた若者たちの姿が描かれる。
原爆研究に加わった若き研究者・石村修を演じる柳楽は「脚本を読んで、素晴らしい、絶対に参加したいという思いと同時に、日本やアメリカのお客さんにどういう風に観られるんだろう、と怖くもあって。やりたいですと簡単にいうよりは、覚悟をして参加させていただきます、という感じでした」と振り返る。その結果には大満足で「本当に貴重な時間で、勉強になりました」と喜ぶと、「架純ちゃんや春馬くん、30歳前後の俳優がしっかりしたテーマの作品に参加して(後世に)伝えていくことは、とても意味のあることだと思います」と力を込めた。
柳楽はまた、修の弟・裕之役の三浦さんとの思い出も回顧。兄弟が密かに思いを寄せる朝倉世津(有村)も交えた3人による海でのシーンに触れつつ「海に入ったり、陽の関係もあって難しくて、一発OKでないとダメという緊張感があったので、前日にみんなでリハーサルをしました」と説明。撮影前の緊張感は「舞台の初日前」に匹敵していたことも明かしつつ、「いいシーンになったのは、あの緊張感があったから。達成感としても印象に残っています」と充実した表情を見せた。
そして、三浦さんについて「春馬くんとは10代前半から一緒にオーディションに参加する仲で、戦友かライバル」と話すと、「春馬くんがこの作品に愛を持って参加してくれたように、僕もみんなと一緒に、これからも春馬くんを愛して、大切にしていきたい」と思いを吐露した。
柳楽と三浦さんとは共演経験もある有村は「撮影の合間は笑顔も多かったです」と語り、役の幼なじみという関係性は自然と生まれたという。また、3人が縁側で未来を語り合うシーンについて「台本にはなかったのですが、(世津が)戦地に送り出す裕之と、未来を作ろうとする修に対して、言葉ではないもので人間の温度を伝えたいと思い、手を握らせてもらいました」と自らの発案で芝居をしたことを打ち明ける。「3人の空気感は穏やかで、微笑ましいシーンになってよかったと思います」としみじみ語った。
〜見どころ〜
2020年8月15日にNHKで放映されたドラマ「太陽の子 GIFT OF FIRE」を異なる視点で描いた青春群像劇。太平洋戦争末期に原爆の開発研究に加わった若き研究者と弟、彼らの思い人が抱く苦悩と青春を描き出す。監督はドラマ版で演出を担当した『セカンドバージン』などの黒崎博。『夜明け』などの柳楽優弥、『フォルトゥナの瞳』などの有村架純、『アイネクライネナハトムジーク』などの三浦春馬といったドラマ版のキャストが集まっている。
〜あらすじ〜
1944年。京大物理学研究室で研究に励んでいた科学者・石村修(柳楽優弥)は、原爆の開発に参加する。核エネルギーの研究に没頭する一方で、科学者が兵器の開発に携わることに対する葛藤を抱えるように。そんな中、弟の裕之(三浦春馬)が戦地から一時帰宅し、兄弟がひそかに思いを寄せていた朝倉世津(有村架純)も、家を失ったために修の家で暮らすことになる。
劇場公開:2021年8月6日
映画情報:https://www.cinematoday.jp/movie/T0025579
公式サイト:https://taiyounoko-movie.jp/
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