手で持たない「ドローン傘」19年商用化?

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日テレNEWS24

手で持たずに差すことができる傘が開発されている。荷物を持ったまま、傘を差せる未来がやってくるのだろうか。
開発中の「ドローン傘」。電源を入れると傘が浮き上がり、頭上へ。梅雨時にカバンや買い物袋で両手がふさがっていても楽だ。
将来、歩くとついてきたり自転車に乗ったままでも、雨や日差しを防げるかもしれない。
リポーター「両手が空くのですごく便利でした」
開発から3年、一定の高さと姿勢を保ちながら、カメラで特定のマークを認識し追尾する技術まで成功している。
まだ動きは遅いが、ゆくゆくは人の歩く速度と頭頂部を認識できるよう技術を高めている。しかし課題もある。
リポーター「ちょっと周りの音は、聞き取りづらいかもしれないです。結構そよいじゃうので、スボンじゃないと危ないかもしれない」
音と風には対策が必要なようだ。
さらにドローンは上部の空気を利用し飛ぶため、現在、生地部分は網目の状態だ。今後、骨の先に翼を取り付けるなど改良を行う。
アサヒパワーサービス・鈴木健治代表「傘って何百年も同じような仕組みで、その固定概念を進化させるためにドローンと傘がうまくプラスされた」
まずは日傘として2019年中の商用化が目標だ。将来的には雨傘の利用も目指し、今後クラウドファンディングでも開発費用を募る。