“猫全部のせ朝食”住職と猫の暮らしぶり

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日テレNEWS24

お寺の住職と、猫との様子がネット上で話題になっている。住職と猫。どのような暮らしぶりなのだろうか?
朝ごはんは猫のせで!栃木県那須町の長楽寺。Twitterのフォロワーは12万超え。人気の秘密は猫たちだ。
住職の朝ご飯が話題になっている。ご飯を食べ始めると、1匹乗り、また1匹乗りと次々に住職のイスに乗る。住職が食べて、猫たちが食べる。4匹いるが、時には全員イスの上だ。名付けて、猫全部のせ朝食だ。
おねだりはするが、勝手に食べたりはしない。住職がくれるのを待つ。4匹平等に与えるので、順番待ちがルールだ。食後は、住職のひざの上でリラックス。占拠率が高いのは、2010年から寺で暮らしているミー子だ。
生後間もない頃に、奥さんの繭子さんが保護した。東日本大震災で寺から飛び出してしまったミー子は、妊娠して戻ってきた。そして生まれたのが、人見知りなまー君。気まぐれなひーちゃん。住職の懐が大好きなシロ。ミー子との出会いから現在の生活が始まり、今はすっかり猫たち中心だ。
その日常をTwitterに掲載。2015年から繭子さんが発信している。
繭子さん「私1日も(Twitter)休んでいない。お寺だからこそ、ただただ生きるんだっていう、それの毎日の積み重ねが功徳になるんです。きちんと生きることのあらわれが(Twitter)に出てる」
猫生活は話題となり、フォロワーが寺を訪ねることもある。北海道や福岡から来るフォロワーもいる。猫たちもおもてなし。フォロワーには限定グッズを渡している。スタンプや絵馬やお守りも猫バージョンにした。
繭子さん「思った以上に遠いところから来てくださって、ありがたい、ありがたい、本当にありがたい」
猫生活から生まれたフォロワーとの出会い。猫をきっかけに、寺を知ってもらうことが奥さんの楽しみになっている。長楽寺の住職と猫たちとの生活はこれからも続く。