「不妊治療」夫婦が直面した現実 思い語る

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日テレNEWS24

結婚10年たっても子供が授からなかった夫婦。検査の結果、不妊の原因は夫にあることがわかった。不妊治療に向き合った夫婦が、直面した現実とその思いを語った。
知っていますか?不妊の原因の半分は、男性が関係していることを。
しかし、男性側の認識は…
福井胤人さん「100%僕じゃないと思っていました」
結婚から10年がたっても、子どもに恵まれなかった福井さん夫婦。不妊治療の末、2年前長女を授かった。
福井さんの妻「結婚して2年経って子どもができなかったら、もう不妊だっていわれた。(不妊治療を始めたのは)結婚して10年ちょっとぐらいですかね。35歳(の時)」
原因は、妻の生理不順にあるのではないか、そう考え不妊治療に踏み切った。
妻「やっぱり原因は女性側っていうのが一般的っていうか、自分に原因があるとしか思わなかったですよね」
人工授精なども行ったが、いい結果は得られなかった。
妻「原因を探し始めたんですよね。そのときたまたま、男性の精子の検査とかもあったので、そこで主人の方が自分が検査をやってみるって」
胤人さん「100%僕じゃないと思っていました」
夫は疑う余地のない自信があったという。しかし結果は、精子の数が極端に少ない乏精子症(ぼうせいししょう)だった。さらに運動率も低いと診断された。
胤人さん「なんでだろうって、本当にこれで男終わったねって。どうしようかなって」
女性の場合、35歳からは急に妊娠しづらく、男性も35歳を過ぎると、精子の質が落ちてきてしまう。不妊の原因が夫にあったとわかった時、妻の年齢は37歳に達していた。そして、夫婦が選択したのは、顕微授精だ。顕微鏡下で卵子に針を刺し精子を注入する。2人そろっての不妊治療が始まった。
妻「主人の原因がわかってからは早かったんですよ。顕微授精を始めるのに、3、4か月しか掛からなかった」
しかし1年弱の間に5回の顕微授精に失敗した。保険適用外なので、かかった費用は300万円ほど。そして、6回目の挑戦で授かったのが現在2歳の長女だ。
妻「冷たくいっちゃえば、男性は精子を出してそこまでなんですよね。そこから後は、もう女性の責任じゃないですけど…。年齢もそうですし、できるなら早い段階で産みたかったんで、生理不順で病院に行ってた時に主人に一緒に行ってもらえてたら、もっと早く解決したっていう後悔はあります」
福井さん夫婦は今年、2人目に向けまた不妊治療を再開した。
胤人さん「別れる原因とか、そんなんになる可能性もあるから、結婚式、指輪の交換と一緒に精液検査くらいのスタンスで考えた方が、僕はいいと思います」