就労支援 おもちゃ作りでみんなが笑顔に

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日テレNEWS24

障害者が作る木工おもちゃ。
本物さながらなおままごとキッチンや木で作った電子レンジ。これらを製作するのは、就労支援施設“ひまわり倶楽部”。ここでは、精神障害や知的障害のある10人が訓練の1つとして木工製品を作っています。
この日は、子どもたちのもとへ新しく作った木工製品を届けに来ました。
ひまわり倶楽部に通う人「恥ずかしいですね。ドキドキします」
さっそく子どもたちに披露です。
ひまわり倶楽部 曽根健太朗さん「こんな感じで広げるとお着替えコーナー。これ(ベンチ)はみんな専用です」
子ども「いいねいいね」
子ども「うれしいしさ、便利だしさ、使いやすそうだけんさ、ありがとうの気持ち」
子どもたちの笑顔を見て利用者にも笑顔があふれます。
しかし、かつてのひまわり倶楽部はこうではありませんでした。スタッフとしてここで働く曽根健太朗さんは、以前あることを感じていました。
ひまわり倶楽部 曽根健太朗さん「ものすごく閉塞感が漂っていて(利用者からの)辞めたい、つらいという話をずっと聞く毎日で」
これまで利用者は清掃活動などをしていましたが、モチベーションを保つことが難しかったそうです。この問題を解決するため利用者と話し合いを進めると、ある共通点がありました。
ひまわり倶楽部 曽根健太朗さん「子どもが好きっていうのが、みなさんに共通であって。何か子どもに関わる仕事として成立すれば楽しいのではないかと」
そして始まったのがひまわり倶楽部の木工チーム『おもちゃ屋SUN』です。
ひまわり倶楽部に通う人「(Q:ひまわり倶楽部はどんなところ?)みんなが楽しく仕事ができるところですね」