キャンベルさん“若者”は選挙に行くべき?

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日テレNEWS24

この夏の参議院議員選挙を控え「the SOCIAL」では、「若者が投票に参加する意義について」各界の著名人のインタビューをお届けする。今回は、ロバート・キャンベルさんに聞いた。
Q:キャンベルさん、若者は選挙に行くべきですか?
行くべきです。僕の世代、私たちだけに下駄を預けるということは無謀だと思う。社会として不健全。どんどん時代が速くなっていくし、まわりから取り残されていくし、機敏に動かないと一人ひとりが損する。
Q:若者の投票率はなぜ低いのですか?
日本は政治そのものもそうだし、メディアもそうだと思うし、例えば、広告をするときに、政治に関わるようなことは結構NGだったり、日常の中には政治があまりない。それが日本の政治文化のひとつの特徴。ますますそれが深まっていく。広がっていく世界だと思うと、今までのままでは大丈夫かな、いや大丈夫なわけないよね。
Q:若者が選挙に行くために大事なことは?
当事者になれるかどうか、人生を送るうえではすごく大事なこと。当事者になるには、やっぱり選挙をして一票を投じることが一番手っ取り早い方法。
僕の小さいときにベトナム戦争があった。戦争は絶対にいけないと8~9歳ぐらいの時から思っていて、チラシを配ったり、子どもの行動半径なりに政治に関わることができた。私はアメリカの国籍を持っている、日本には投票できない。アメリカの選挙にはすべて不在投票している。アメリカの政治に関わるということは、やがては日本にも関わってくる。ある意味影響してくる。
まずは自分の頭で考えて、調べて、その人が言ってる言葉を頼りにして一票投じる。そして、その言葉が嘘だったのか途中で変わったのかということを選挙の後に見続ける。当事者として、これからアクティブに能動的に生きるために絶対必要だと思う。