京都唯一の村 住民の暮らし支える道の駅

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日テレNEWS24

住民の暮らしを支えるご用聞き、道の駅。
利用者の男性「神様!」
京都府唯一の村、南山城村。買い物できる施設が少なく、高齢化が進んでいます。そこで村は、2017年に生活必需品をそろえた道の駅を開設。洗剤、電球、ゴミ袋、文房具、調味料。品数が豊富なのはカップラーメン。
道の駅を運営する株式会社南山城・森本健次代表「一応、災害機能として道の駅も位置づけているので」
災害時の備蓄品として、あえて充実させています。週末になると、隣町の業者が、刺身や肉類を運んできます。
利用者の女性「車で遠いところ行くのいやだし、助かりますわ」
要望に合わせて何でもそろえるので、村民百貨店と名付けられています。さらに、道の駅に通えない高齢者には、10日に1度、車で食材を届けに行きます。宅配を心待ちにしている全盲の二宮さん。帰ろうとすると…
二宮さん「あ!ちょっとごめん!これ見てくれる?」
郵便物の確認を頼まれることも。
二宮さん「いろんな面でね、助けて頂いています」
一人暮らしの高齢者を訪問。宅配時に体調の異変に気がつくことも。
利用者の女性「痛いんですわ」
時には病院へ連れて行くこともあります。
森本代表「誰にも相談できない人が結構いて、道の駅に言ってくれたらと思っています」
さらに現在、AIを活用したシステムの構築も進めています。買い物支援はもちろん、緊急時の救急対応など、全てのご用聞きをアプリが担います。
森本代表「道の駅を拠点とした、村づくりの方向性、マンパワーをうまく機能させるような、仕組み作りをちゃんとやりたい」