残業減らせる?「帰宅したくなる曲」とは?

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日テレNEWS24

商業施設などのデザイン・施工を手掛ける東京・港区の「丹青社」では、午後6時15分になると「帰宅を促す音楽」という曲が流れます。音楽配信大手USENがオフィス向けに提供しています。
USENは東京芸術大学と共同研究して曲を制作。オフィスで働く900人に調査し終業時の心理状態を分析しました。働く人の感情にあった音楽で“帰る気分”に働きかけるといいます。帰宅までには3段階の感情があるとされ、曲も3楽章で計15分。
第1楽章は、思ったように作業が進まないという心理状態に寄り添う、憂鬱な雰囲気の静かなピアノ曲。
第2楽章は、仕事が順調に進みはじめ、穏やかな印象のギターとピアノのアンサンブル。
第3楽章は、きりの良いところで仕事を終え、晴れやかな気分で職場を出るような、軽快なワルツです。
研修について話し合っていたこちらのグループ。曲が終わるころには会議も終了となりました。
会社員「(曲の)軽やかなステップというか、帰ることに罪悪感がない感じで、帰れるというのが良いなと」
USEN担当者「社会に求められる曲、みなさん、オフィスワーカーにとって必要な曲をどんどん生み出していければいいなと考えている」