テントで仕事するキャンピングオフィスとは

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日テレNEWS24

キャンプで使うテントの中で会社の会議をする――そんな取り組みが始まっています。会社にはどんなメリットがあるのでしょうか?
野外に設置されたテントの中で会議中なのは、不動産会社。さらに、野外だけではなくオフィスの中にテントを設置し、会議をしているIT企業も。
会議中の女性社員は、5人とも部署もポジションも全員別々です。テントで会議をするメリットを聞いてみると――
「本当にキャンプしているみたいな。こういうのもいいんじゃない?みたいな色んなアイデアが色んな方向から出てくる」
「部署を超えたランチ会もしようとか。ここ(テント)で!」
これは、屋内外にキャンプ用テントを張り、オフィスをアウトドア化する“キャンピングオフィス”という取り組みです。働く環境を開放的にすることで、新しい発想や意見が出て、楽しみながら働けるということです。
この事業を手がけるのは、アウトドア用品を扱う会社です。現在115の企業がキャンピングオフィスを導入。体験イベントが開かれるなど、都心を中心に広がっています。8月から渋谷の複合ビルの野外でも、貸し会議室としてテントが利用できるサービスを予定しています。キャンピングオフィスの効果を、導入した企業はこう話します。
「テントがあるオフィスって社員が思うと、会社に来たくなったり、働きやすい印象がある。今まで話した事なかった人とも、自然なコミュニケーションが生まれたのが目に見えて分かる」