インド出身区議“よぎさん”が目指す社会

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日テレNEWS24

“よぎさん”の愛称で親しまれている、プラニク・ヨゲンドラさんは今年4月、江戸川区の区議会議員選挙で、初当選しました。
よぎさんの公約は、「区内への国内外からの産業の誘致」や「英語教育の推進」などです。江戸川区には、都内在住のインド出身者の3分の1ほどにあたる約4000人が住んでいます。在住外国人の数も、都内の市区町村で2番目に多い町です。
よぎさん「(課題は)ひとつは子どもの教育、それから日本語、働きに来る人たち7割~8割は日本語ができない」
行政主導でボランティアの日本語教室をつくりたいと考えています。22年前、留学で来日したよぎさん。その後、IT企業や銀行に勤め、7年前に日本国籍を取得。今回初めて区議に立候補しました。
よぎさん「初めて日本に来たときの心境、(来日当初)いろんな困ったこと、そういうのも経験しながら、江戸川区に入ってくる外国の方々のハードルもわかる」
この日は、PTAのママ友たちとバドミントン。
ママ友「(江戸川区は)外国の方が多いからそういう交流とか、小学生は貴重な体験だからぜひ(やってほしい)」
外国出身の区議として、区内での国際交流を促進してほしいと期待がよせられています。
区内にはインド系のインターナショナルスクールがあり、この日、スポーツ大会で来賓として呼ばれたよぎさん。多くのインド出身者からお祝いの言葉をかけられました。
インド出身者「よぎさんはこれまでもいろんな場面で動いてくれています」「区議としても素晴らしい働きをしてくれると思うわ」
よぎさんは、外国出身であり、日本に20年住んだからこそできる役割があるといいます。
よぎさん「具体的に何をみんな課題として感じているのか、日常の中でもっとどうやったら
みんなコミュニケーションがとれるのか、日本人と外国人の距離を縮める懸け橋になっていきたいと思っています」