あなたは親の加入保険どこまで把握してる?

視聴回数1,932,376

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
(c) Nippon News Network(NNN)

日テレNEWS24

あなたの親が加入している生命保険について、どこまで把握していますか?
「よくわからない」という場合、もし突然、親が亡くなってしまったら、そもそも加入していたのか?どんな保険なのか?契約の確認や請求は手間がかかります。
こうした状況を避けようと、“あなたの医療”の畑中洋亮さんは、医療機関・金融機関・行政・保険会社と協定を結び、ある仕組みを考案しました。
それは“あなたの医療”が本人や家族から委託を受けて、保険会社に加入があるか照会を行います。加入していれば、医療機関から診断書を取り寄せて保険金の請求を代行するというものです。この仕組みを神奈川県では、今月から実証実験としてスタートさせます。
畑中さんは2年前に母を亡くしました。仕事もある中、保険請求に非常に苦労したといいます。その経験から、代行する仕組みを考案しました。
親の保険だけでなく、自らの事故などで身動きが取れない場合や、高齢で自ら手続きが困難な場合にも役立つと期待されています。また、保険会社にとっては保険金を確実に給付でき、人手不足が叫ばれる医療機関の作業軽減にもつながるといいます。
ただ、今後事業化する上では、個人の医療情報をどう安全に扱うかなど、検討が必要な要素もあります。
畑中さん「間違ってはいけない、しっかり進めなきゃいけない。社会基盤だと思ってしっかり育てていきたいと思う」